奉仕実績訓練報告書

本日、「WB実修所*1VS課程第14期」の奉仕実績訓練報告書を日本連盟事務局指導者養成チーム宛に提出しました。提出期限が5月5日でしたから、本当にギリギリで間に合ったって感じです。と言っても、報告書の提出が終わっただけで、最終的に認定されるかはまだ判りませんが、最終提出期限ギリギリで報告書が私の手から離れてしまったので、問題があっても訂正できないし、後は俎板の上の鯉です。(笑)
思い起こせば、翌日からボーイスカウト日本連盟那須野営場で始まる基本訓練*2に参加するために大阪国際空港(伊丹空港)から飛び立ったのが2年前の今日ですから、思った以上に長い奉仕実績訓練になってしまいました。2年前の日記を読んでみると、全日空の客室乗務員・地上係員の制服が変わる前なんですよね。

奉仕実績訓練

2年前の那須野営場までの行程を読んだ埼玉の黒澤さんという方から、実際の内容についても書いてくれると参考になります。是非是非よろしくお願いします。と言われていたのに、そのままにしていて気になっていたので、ちょっと奉仕実績訓練について書いてみようと思います。(時間ができたら基本訓練の概要くらいは書けるかもしれません)
別に自分のレポートを公開してはいけないというルールは無いので、何処かにアップされていないかと探してみても、本当に無いですよね。でも、アップしないその気持ち、書き終えた今なら解る気がします。
以下に、奉仕実績訓練の課題を紹介しておきますね。

課題
課題1
「ちかい」と「おきて」について、基本訓練で得たことを取り入れて、活動の中でどのように実施したか、具体的な事例を記述してください。
課題2
課題研修で考えた自隊の問題点、または基本訓練中に発見した問題点について、解決のための方法を考え、実施した結果について記述してください。
課題3
基本訓練中に作成した自己研修計画の実施状況について、進行状況や結果を、資料を付けて報告してください。

以上、基本訓練履修後3ヶ月の実践をコミッショナーやトレーナーおよびチューターの支援を受けながら報告書を取りまとめ、奉仕実績を立証する記録(事例など)を添付して、基本訓練履修日から4ヵ月後の月末まで*3に、日本連盟事務局指導者養成チーム宛に提出(直送)してください。

課題を読んでいただければ解ると思いますが、特に、課題2は、事前の課題研修で考えた自隊の問題点を抱えて基本訓練に参加し、その中のセッションやグループ内のディスカッション、セッション担当所員やチューターの支援を受けて、解決の方法を自分の力で考え、基本訓練修了後に、自隊に戻ってその方法を実施し、その結果を報告する訳ですから、内容は自隊の現状を赤裸々に告白したかなり踏み込んだものとなり、とてもじゃないけど公開できなくなってしまいます。個人情報(?)なんかもバンバン出てきますし……。(笑)
課題3課題2を行う上で必要なスキルを身に付けたり、段階的に解決して行くための部分計画であるわけですから、これも、課題2と同様に、とてもじゃないけど公開できません。それに、課題3で求められているのは、問題を自己解決するためのプロセスなんだと思います。だから、書いた人以外が読んでも、あまり意味が無いものだと私は思います。
読むことで、自隊の活動のヒントになるのは課題1くらいではないでしょうか? でも、課題1もちょっと恥ずかしいので、あまり公開はしたくないですね。(笑)
私は全ての課題に対して一定の成果が現れるまで報告書を提出しなかったため、丸2年の履修期限ギリギリまでかかってしまいましたが、実際は3ヶ月間の奉仕実績で、その時点までにクリアできた事、遣り残している事について、その理由と計画の見直し、今後の展望をまとめれば提出できることになっています。それはやはり、問題を自己解決するためのプロセスを身に付けることが重要だということでしょう。

奉仕実績訓練の報告書を書き終えて一言

今後、何か新しい問題が生じたときに、その問題を分析し、何が必要かを見つけ、そのための自己研修計画を立てて実践して行く事が必要になる時が必ず来ると思います。また、地区のコミッショナークルーとして、他の指導者に対して支援を行う事も必要になるでしょう。その時に、その為の手法を学び、互いに支援をし合える人的ネットワーク*4を実修所で作れたことは、これからの活動に対して大きな財産になるのではないでしょうか。

*1:ボーイスカウト日本連盟主催の隊指導者上級訓練

*2:平成17年4月30日〜5月5日の5泊6日のキャンプ

*3:提出期限までに提出するのが原則ですが、最大2年間の猶予があります。但し、2年を過ぎると実修所の修了認定がもらえません。

*4:「同じ釜の飯を食った仲間」ってやつです。(笑)