第932回ボーイスカウト指導者講習会

日本ボーイスカウト兵庫連盟の第932回ボーイスカウト指導者講習会(川西地区・宝塚地区合同開催)が川西生涯学習センターで行われ、講師として奉仕してきました。

担当は細々とあったのですが、メインは「§3 スカウト活動のプログラム」の中で行った「スカウト活動の実習」でした。班会議→班長会議→班長訓練→班集会→隊集会 というボーイスカウト部門の活動の流れを説明し、45分間で、班長訓練から隊集会を簡単に体験してもらうというものです。隊集会のテーマは「そなえよつねに (命は一つ)」ということで、基本救急法の三角巾の使い方と応急担架の作り方を班集会で練習し、隊集会でそれを使ったゲームを行うことにしました。

目的は技能訓練ではなく、隊集会に至るまでの流れを知ることで、本当は軽くサラッと流してしまっても良かったのですが、班長訓練と班集会の時間を長めにとって、かなり真面目に練習してもらいました。その分、隊集会が短くなって、隊集会は開会セレモニー→習得技能を使ったゲーム→閉会セレモニーという簡単なものになりましたが。(笑)(さらに、持ち時間もオーバーしちゃったし……)

受講生の皆さんからのアンケートでも、僕が担当したセッションは苦情(?)もなく、それなりに楽しんでもらえたようです。まあ、隊集会は技能訓練の場ではなく*1、技能訓練は班長次長を通じて班集会で行い、習得技能を隊集会で披露するということは理解してもらえたのではないでしょうか?

終わりよければ全て良し。来年からは新しいカリキュラムが導入されるので、この形式の指導者講習会は今年で最後とのことですが、来年からの新課程もしっかり勉強して皆さんに質の高い講習会を提供できるよう頑張ります。

*1:隊集会で隊長が直接スカウトに指導しちゃったら、「班制教育」にならないんですよねぇ……。