病院

昨日、父が掛軸の製作中に怪我をしました。風帯(ふうたい)を縫い付ける作業中に、縫い針が折れ、指に刺さったんです。針は抜いたのですが、どうやら指の中に一部が残っているようなので、今朝9時過ぎに病院に行きました。
病院でレントゲンを撮ったところ、確かに針が残っていました。そこで、取り出すことになり切開したのですが、簡単には取り出せず、一度帰ってきたんです。
午後になって、もう一度病院に行ったのですが、それでも取り出すことが出来ず、大きな病院で透視手術を受ける事になり、紹介状を貰いその足で第一病院に行きました。
透視手術の結果、手の甲側からの摘出は不可能と判り、掌側からの本格的な摘出手術を行う事になりました。(神経、血管、腱などを傷つけると後遺症が残るので、肉眼で確認しながらの摘出を行う為です)
摘出は成功し、点滴を打って、家に帰ったのが午後5時過ぎ。移動と待ち時間も含んでいますが、4度の切開で8時間、付き添いも大変でした。
指先を使う仕事なので、手の怪我には注意しないとね。