インダバ (1日目)

明石公園内の兵庫県高等学校野外活動センター「あさぎり寮」で開催された、ボーイスカウト兵庫連盟主催の「インダバ(指導者の集い)」に参加してきました。今年は東ブロックの担当だったので、準備の為に集合時刻は15時30分でした。
一般の受付時刻は17時からで、17時30分から開会式・オリエンテーションを行い、夕食の後、「指導者のための心理学」という講演を聴きました。

基調講演

「指導者のための心理学」と言うテーマで約2時間の講演でしたが、一方的にお話を聴くのではなく、話の中で課題が出され、グループで討論しながら進めると言う形式でした。例えば、ボーイスカウトを続けるか否かで迷っている子供の保護者からの手紙を見て、どのように感じ、何が問題で、どう対処するかを話し合ったり、「成人指導者としての姿勢・資質の重要度」に順位をつけたりしました。そうそう、お互いの良い所を見つけて誉めるというのもありましたね。(笑)
とにかく、ほんの数時間前に初めて会った人とグループを作り、お互いの意見を出し合って短時間で纏めるのは非常に難しく、また、よく知らない人を誉めるのは苦労するという事を学びました。子供達との関係も全ては相互理解から始まるんですよね。

懇親会

基調講演の後、終礼を行い食堂での懇親会(担当は宝塚地区)に移りました。
自分の地区・団・隊の抱える問題や持っている情報をお互いに話し合い、非常に良い刺激になるんです。ですから、これが楽しみでインダバに参加しているとも言えますね。もちろん、久しぶりに会う人達とお酒を飲むのも楽しみですが…。(笑)
懇親会は22時に一旦終了しましたが、その後は談話室に場所を移して二次会が始まり、僕が寝たのは午前3時でした。

ちなみに「インダバ(Indaba)」と言うのは南アフリカのズール族の言葉で部族代表の最高会議の事なのですが、ベーデン-パウエル卿(Load Baden-Powell of Gilwell)がボーイスカウトの指導者の会合を Indaba と呼んだので、ボーイスカウト用語として世界的に使われています。(「会議」という意味でイギリス英語として辞書に載っているかも)