今回の事で得たもの

14日の日記を筆頭に、自分の中にあった佛教に関する考えの一部を文章として纏める事が出来ました。それと、平均的な日本人の佛教理解(宗教観)についても再認識できたと思います。本当はまだまだ書き足りないのですが、以下に法華経方便品の一節を引用して今回の件は終わりにしようと思います。

止。舎利弗。不須復説。所以者何。佛所成就。第一希有。難解之法。唯佛與佛。乃能究盡。諸法實相。
(止みなん。舎利弗よ、また説くべからず。所以はいかん。佛の成就せる所は、第一の希有なる難解の法にして、唯、佛と佛とのみ、乃ち能く諸法の實相を究め盡せばなり)

佛教学という学問は、正しい教えを後世に伝える為には不可欠なので否定はしませんが、経典や文献だけで釈尊の悟りを解ろうとしても、到底解り得ない訳で、結局、解らない事が解らない事であると判る事が出来るだけじゃないでしょうか。(笑)
四の五の言わずにまず飛び込む事。そうすれば本質は見えて来ると思いますよ。ということで、続きはまたの機会にでも。
この日記が佛縁となりますように……。合掌