佛教

還浄

伊丹の大叔母が昨日お浄土に還って往かれました。 祖父は3男5女の8人兄弟の長男で、伊丹の大叔母は四女でしたので、かなり歳が離れており、祖父の妹と言うよりも父の(歳の離れた)姉と言っても良い感じでした。そのこともあってか、父のことをいつも気にかけ…

祥月命日

今日は我が家の愛犬カールの祥月命日です。あれから3年が過ぎました。長かったような、でも意外と早かったような、そんな複雑な気持ちです。実際に数えたわけではないですが、今でもたぶん1日に10回以上は「カール」って話しかけてますね。ただ、カールのい…

晨朝勤行

ホテルを出たのが6時半過ぎだったので、そのまま本願寺築地別院(築地本願寺)に行くべきでした。良く考えたらお朝事は7時からじゃないですか。気付いた時にはもう始まっている時間ですよ。で、急いで引き返したけど、御堂に着いた時には終わってました。(ぉぃ…

三回忌と開眼法要

今日、秋分の日は、秋のお彼岸の中日です。佛教週間と言えるこの秋のお彼岸に、一昨年の10月に亡くなった叔母のお墓の開眼法要(納骨)と追悼法要である三回忌法要が行われました。 親族一同が集まって、亡き叔母を偲ぶ良い法要でした。

涅槃会

写真は、昨年の1月*1に浄土真宗本願寺派スカウト指導者会の第3回海外研修「インド佛跡巡拝の旅」で行った、インドのサールナートにあるムルガンダ・クティー寺院の壁画で、日本人画家の野生司香雪氏*2が描いた涅槃図*3です。 今日、2月15日は「涅槃会」。お…

佛も昔は凡夫なり

今日、12月8日は、お釈迦様がブッダガヤの菩提樹の下で覚りを得られて佛陀になられた日です。 佛も昔は凡夫なり我等も終には佛なり何れも佛性具せる身を隔つるのみこそ悲しけれ これは「平家物語」の中でも有名な場面で、かつて平清盛の寵愛を受けた白拍子「…

秋のお彼岸

昨日(20日)から来週の26日までの1週間は秋のお彼岸です。皆さん、お墓参りの予定は立てましたか? 今年はお彼岸を前にして、有縁の方がお二人も亡くなりました。お一人は凌泳会*1の会長、もうお一方は、うちのお店*2で長年働いて頂いていた職人さんです。 凌…

宗祖降誕会

久々に佛教の話題をば。(笑) 今日は浄土真宗本願寺派の宗祖降誕会*1です。 浄土真宗の宗祖、親鸞聖人は、京都の東南にある醍醐の日野という場所で、承安3年(1173)年閏卯月朔にお生まれになりました。当時は旧暦ですから、これを現在の暦に直すと5月21日にな…

朝には紅顔ありて

それ、人間の浮生なる相をつらつら観ずるに、凡そはかなきものは、この世の始中終、幻の如くなる一期なり。 されば未だ万歳の人身を受けたりという事を聞かず。一生過ぎ易し。今に至りて、誰か百年の形体を保つべきや。我や先、人や先、今日とも知らず、明日…

兵庫教区1万人大会

うちの団は本願寺派スカウト団*1です。 普段はいわゆる宗教団*2っぽい活動は殆ど無いのですが、今日は本願寺派スカウトとして、浄土真宗本願寺派兵庫教区の「御同朋総結集一万人大会*3」の奉仕*4で神戸ウイングスタジアムに行ってきました。大会の内容は門徒…

彼岸の中日

今日は春分の日で彼岸の中日ですから、先週お話したように京都に行ってきました。目的は本願寺の春季彼岸会逮夜法要と大谷本廟へのお参り、そして「京都・花灯路」の撮影です。 朝から曇りがちで、昼前から小雨が降りだし、写真撮影には不向きな天候だったの…

今回の事で得たもの

14日の日記を筆頭に、自分の中にあった佛教に関する考えの一部を文章として纏める事が出来ました。それと、平均的な日本人の佛教理解(宗教観)についても再認識できたと思います。本当はまだまだ書き足りないのですが、以下に法華経方便品の一節を引用して今…

一般人の佛教理解

野嵜さんの闇黒日記で以下の記述を読んで、常識的な日本人の佛教理解のレヴェルについて再認識しました。 平成十六年二月十六日 普通の日本人にとつての佛教と言つたら、葬式佛教だらう。(中略) 葬式で、木魚を叩いて使者死者とは違ふ佛樣に經を上げてゐる僧…

本葬

先月14日に亡くなった真言宗中山寺派大本山 紫雲山中山寺 の元管長で元老の池田瑩輝(いけだえいき)猊下の本葬が午後1時から中山寺信徒会館で行われました。 猊下の御遺徳を偲び、心より謹んで哀悼の意を表します。合掌

昨日の補足

昨日の日記ですが、高橋さんのところからのリンクだけで、軽く100人以上の方に読んで頂いたようで、このまま放置するのもなんですから少し補足させて下さい。(u_u) ただこの文章のどのへんで野嵜さんの正しさが認められているのか分からないのが困った(汗ど…

涅槃会(ねはんえ)

佛教徒の皆さん、バレンタインデーの翌日は涅槃会ですよ。家のお佛壇やお寺に御参りに行かれたましたか?

参戦する気は無いですが……

高橋さんと野嵜さんの間で現在繰り広げられている論争ですが、佛教の話が出てきた辺りから気になって読んでます。佛教に対する認識はどちらかというと野嵜さんの方が正しいかと。 佛教の究極の目的は「抜苦与楽」です。「生老病死」の一切が苦であると正しく…

訃報

真言宗中山寺派大本山 紫雲山中山寺 の元管長で元老の池田瑩輝(いけだえいき)猊下がお亡くなりになったとの知らせを中山寺成就院から頂きました。 猊下とは祖父の代からのお付き合いで、祖父の死去の折には枕経を上げにわざわざ来て下さいましたし、僕が表具…

除夜の鐘

もうすぐ除夜の鐘が各地のお寺で撞かれます。 除夜の鐘を撞く回数は「凡夫の煩悩の数」と言われていますが、108個の煩悩には諸説が有るようです。詳しい事は解りませんが、兎に角、凡夫には煩悩が沢山あるって事を表しているのは確かです。但し、一般に言わ…

成道会

釈尊は35歳の時に菩提樹の下に端座して、一切の迷いを断ち切り真理に目覚め佛陀になりました。日本の佛教では、今日(12月8日)を釈尊成道の日として法会が行われます。 一切の煩悩を断ち切る事は、我々凡夫には簡単には出来ません。でも、我々は絶対に佛に成…

真宗門徒にとっての「中陰」と年回法要

以上のような事から浄土真宗では、「中陰」や「年忌法要」がしきたりとして存在する事は認めますが、仏教の思想ではありませんから教義としては認めていません。臨終と同時に阿弥陀如来の本願力により極楽浄土に往生していますので、「中陰」という期間が存…

「中陰」豆知識

「中陰」というのは仏教が生まれたインドの思想で、六道を輪廻転生する中の死亡して次の世に生まれ変わるまでの期間を指します。なぜ49日なのかと言うと、迷いの世界である六道から悟りの世界(7番目の世界)へ解脱する事が究極の救いですから、古代インドで…

満中陰法要

今日は9月4日に往生した豊中の大叔父の満中陰法要が豊中駅前の四明山看景寺(真宗大谷派)で午前11時から営まれました。 大叔父の葬儀の日の日記でも少し触れましたが、還骨法要以降の仏事は遺族が主催します。しかし、他の宗派のように故人に対する追善供養と…

彼岸の中日

「お彼岸(彼岸会・讃佛会)」という佛教行事は日本固有のものだそうです。 今日は「秋分の日」ですから、太陽は真東から昇り真西に沈みます。その太陽の沈む方角の十万億土の彼方に阿弥陀如来の極楽浄土があると善導大師の観経疏に書かれていますから、春分の…

パッケージ販売?

さとみかん経由で見たWind Reportで、仏式の葬儀について以下のような記述を見つけました。(発言の一部を引用して揚げ足を取るのは本意ではないのですが、どうしても気になる一言だったので採り上げさせて頂きました) つまり死亡から通夜,荼毘,初七日,四…

葬儀・告別式

大叔父の葬儀・告別式が13時より豊中の加納会館で執り行われました。 大叔父は門徒でしたから葬儀は仏式でした。うち(家門家)の宗派は浄土真宗本願寺派(お西)なのですが、大叔父が婿養子に行った先の青木家は真宗大谷派(お東)です。東西の本願寺は1602年に政…

通夜

大叔父の通夜が19時より豊中の加納会館で執り行われました。 大叔父は89歳でした。祖父が亡くなったのが87歳、曽祖父は94歳でしたからどちらかと言うと長寿の家系ではありますが、それでも親族の死は辛いですね。

還浄

豊中の大叔父が89年の生涯を閉じました。通夜は9/6(土)、葬儀は9/7(日)との事。 南無阿弥陀仏

研修旅行(1日目)

阪神表具内装協会の研修旅行で、1泊2日で奈良に行ってきました。西宮→伊丹→川西→宝塚の順に参加者を乗せ、バスは奈良に向かいました。 「天平の甍」は今…… まず目指した先は「律宗総本山 唐招提寺」。現在、金堂が解体修理中で、かなり残念な状態でした。…

誕生日

年齢が観世音菩薩の化身の数字になっちゃいました。(マニアック?) 「観音経」によると観世音菩薩は、我々が救いを求めている時に最も必要としている姿になって助けて下さると説かれています。その化身とは、「佛身」「辟支佛身」「聲聞身」という聖者の三身…