ピエゾグラフ

MYCOM PC WEB の28日付のメールマガジン*1に、「プリンタと和紙でつくる"癒し"のアート群 - エプソンのピエゾグラフで (MYCOM PC WEB)」という記事が掲載されていました。この記事は10日から今日まで開催されていた「EPSON PiezoGraph Media Collection 2004 TOKYO」の一環として26日に行われた、MAXARTセミナー「ピエゾグラフによる和紙表現の可能性」の報告記事です。
ピエゾグラフ(PiezoGraph)とは写真や絵画、版画といったアートをもとに、筆のタッチや素材感など、作品のあらゆる"質感"を再現するデジタル複製技法で、エプソンでは既存画像創作技法のリトグラフシルクスクリーンオフセット印刷とはまったく違う、インクジェットプリンタの粒子が作り出す画像表現技法と定義しているそうです。確かにインクジェットプリンタは非接触型印刷ですから、和紙などの質感を損ねる事無く印刷できますね。
エプソンの家庭用プリンタの顔料系つよインクにどの程度の耐水性があるか判りませんが、業務用プリンタの顔料インクは和紙の重ね漉きができるくらいですから表具にも充分応用できそうです。京都に「EPSON PiezoGraph Gallery KYOTO」というギャラリーがあるみたいなので、一度覗いてみようかな。

*1:バックナンバーは 発行日:2004年10月28日 または 号数:No.1729 を指定すれば閲覧できます。