残念な電話

年末に向けて、仕事も最後の追い込みに入りました。ほぼ年末までのスケジュールも確定した感じで、最後の1週間に向けて、今日はちょっと休めるかなと思う天皇誕生日の朝に、その電話はかかってきました。
その電話というのが、今日しか休みが無いので、今からうちの箪笥を見に来てくれませんか?という内容です。いや、今日はカレンダーの赤い日なので、できればうちも休みたいのですが……。
とは言うものの、ここは客商売なので、お客さんの御要望にはできる限り応えなくてはと、とりあえず話だけは聞くことにしました。でも、ちょっと引っかかったのは箪笥という単語です。箪笥って、あの箪笥ですよね? で、その箪笥とうちの店にどのような関係が???
噛み合わない会話が数分続き、お客さんの意図するところが漸く解りました。一言で簡単にまとめると間違い電話だったようです。(笑)
うちの店の屋号が「宏精堂 門表具店」ですから、略して(?)「家具店」だと思われたのかもしれませんが、略すところが間違ってますよ*1。「家門」は名字で、うちの店は「表具店*2ですから。
実際、こういう電話って、年に1〜2回はかかってくるんですよねぇ……。困ったもんです。

*1:何でもかんでも省略してしまうのもどうかと思いますが……。(笑)

*2:あと、畳屋さんとか布団屋さん(寝具店)と間違えられることもありますし、表具師香具師とか勝負師と間違えられることもあります。(泣)