8月は……

暑かった。(笑)
今日は8月最後の日。本当なら、この日記も月末で帳尻を合わす為に、一気に書いてしまうべきなのかもしれませんが、何と言っても2週間の遅れ。それだけの量を書けるはずも無く、また、月末の仕事*1もあるので、日記はまたの機会にしました。(あかんやん)
展覧会の仕事を多く手掛ける表具屋さんは、8月は忙しい時期のようですが、ふすま屋さんは、2月と8月はだいたい暇なんです。年末に襖や障子を張替えるところが多いし、寒くて襖を外す気にならないから、2月は昔から暇だったけど、最近は、クーラーが効かなくなるからという理由で襖を外したがらない人が多くなったせいか、8月も暇になりました。僕が子供の頃はお盆の前に張替えをするところも多かったのに、時代の流れですね。
で、今年の夏は、例年以上の猛暑です。さらに不景気が追い討ちをかけたためか、襖の張替えが例年以上に少なく、ふすま屋さんとしては、この夏は非常に厳しかったです。でも、そういう時は、春ごろからお預かりして、総裏(そううら)まで打って仮張(かりばり)にかけてあった掛軸をじっくりと仕上げる事が出来るので、本当に助かります。好天続きで、掛軸の制作も予定通り進める事が出来ましたし、表具屋さんとしては、納得の行く仕事が出来て、まずまずの1ヶ月だったと思います。(有難い事です)
ただ、収入に関しては相変わらず厳しかったです。やはり、掛軸や屏風は贅沢品なんでしょうね。不景気なのはうちだけじゃないから、しかたないのかなぁ……。
明日から9月。早く涼しくなってほしいですね。

*1:お店の帳簿の整理など