裂の肌裏打

今日は、昨日の夕方に、縮をかけたまま放置していた裂に肌裏を打ちます*1
まあ、特に変わった事はしていないので、詳しい作業手順は4年前の日記を見て下さい。(手抜き?)
裂と本紙の肌裏打ちは糊の濃さや裏打紙の接ぎ方など、色々と違いがありますが、仮張りへの張り込み方法も違います。裂を仮張りに張る時は本紙と違って裂の面を仮張り側にし、裏打紙を表にして張り込みます*2。これは表に糊が回らないように早く乾燥させるためと、何かに当たって裂に傷が付くのを防ぐためです。もしかしたら何かの役に立つかも知れないので覚えておくと良いと思いますよ。(たぶん一生役に立たないだろうけど。(笑) )
朝の内に化学糊で肌裏を打ったので、夕方には増裏を打てるけど、本紙に合わせてなるべくしっかりと乾燥させたいので、今日はこれくらいで勘弁しといたる。明日は本紙と裂に2回目の裏打(増裏打)をします。

*1:今日は父が店にいて一人じゃないので、恥かしいから写真は有りません。(u_u)

*2:これを裏掛けと言います。