年次総会

物故者法要・刷毛供養

今日は兵庫県表具内装組合連合会 年次総会 でした。今年の総会は、組合発足35周年という事もあり、総会に先立ち、神戸市兵庫区五宮町にある臨済宗妙心寺派天門山祥福寺にて物故者供養と刷毛供養が執り行われました。祥福寺は雲水の修養道場として知られる戒律の厳しい禅寺です。

精進料理

法要が終わり、精進料理が出ました。祥福寺は精進料理が美味しいのでも有名です。
食事の際に出された箸袋に一日不作一日不喰(いちにちなさざれば いちにちくらわず)と書かれていました。今日、僕はこの料理をいただくに値する事をしたのでしょうか? また、箸袋の内側には「食事五観文」が書かれていました。ちょっと紹介しておきますね。

食事五観文
  • 一つには、功の多少を計り、彼の来処を量る。
  • 二つには、己が徳行の全欠をはかつて供に応ず。
  • 三つには、瞋を防ぎ、過貪等を離るるを宗とす。
  • 四つには、正に良薬を事とするは形枯を療ぜんが為なり。
  • 五つには、道行を成ぜんが為に、當にこの食をうくべし。

お料理は、噂通りとても美味しかったです。

総会

食事の後、お寺の広間を借りて総会が行われましたが、僕は組合の正会員ではないので総会には出席せず、一足先に祥福寺を後にしました。