金沢へ

起床

昨夜は遠足の前の日みたいになかなか寝付けませんでした。結局寝たのは午前2時過ぎ。それでも5時過ぎには目が覚めてしまいました。ここで二度寝をしたら電車に乗れなくなるので出発の準備を始めることに。
顔を洗って着替えて、荷物の最終チェックをして、テレビを見ながらコーヒーを1杯。頭をすっきりさせて出発です。

出発!

あまりにのんびりし過ぎて、気が付くと電車が出るまであと5分。自宅がJR宝塚駅の裏なので、3分前に家を出れば乗れるのですが、荷物を持って家の戸締りをして出たのでギリギリです。
改札前で切符を出すのにもたもたしてたら、目の前で乗る予定だった「快速」同志社前行きが出てしまいました。この電車を逃しても3分後に大阪行きの「快速」があり、「サンダーバード1号」には乗れるのですが、僕は570円の節約*1のために京都からしか乗れません。切符もあるし、京都までの新幹線に乗れば間に合うのですが、この大阪行きの「快速」だと大阪から新大阪までの連絡が悪く、新大阪で乗り継ぎ時間2分の「のぞみ108号」に飛び乗るか、1本後の「のぞみ110号」に乗り、混雑が予想される京都駅で乗り継ぎ時間7分にチャレンジするか、どちらかの方法を採らねば今日のスケジュールが全て狂ってしまいます。いろいろ考えても仕方ないので、とりあえず、新大阪駅で頑張ってみることにしました。

新幹線

必死に走って「のぞみ108号」には乗れました。でも、乗った車両は東京よりの指定席車両。最後尾から2両の自由席禁煙車両まで歩かねばなりません。結局、10両くらい歩きました。(笑)
最後尾の16両目に辿り着き、窓際に座ったところで車内検札。切符のチェックが終わったところで日の出を迎えました。
京都駅には定刻通りに到着。乗り継ぎ時間に余裕ができたので、乗ってきた「のぞみ108号」を見送って、0番線ホームに向かいました。

サンダーバード1号

大阪発の「サンダーバード1号」が定刻通りに京都駅0番線に入ってきました。これに乗れば10時前に金沢です。やっと落ち着いて旅を楽しめる心境になりました。(笑)
指定したのは先頭車両(9号車)の11A席。進行方向右側の窓側席です。乗車率はそれほど高くなく、金沢まで隣も空いていたのでかなりリラックスできました。
金沢までは約2時間ですが、朝食を食べたり、本を読んだり、写真を撮ったりしている内にあっという間に着きました。

JR金沢駅

金沢駅で、乗ってきた9号車〜7号車が切り離されるというので、その様子を見たり、バスに乗ろうと東口を出たらイメージが全く違ってびっくりしたりで、10時までに「金沢21世紀美術館」に着くのは無理でした。(笑)

金沢21世紀美術館

バスに乗ったのが9時57分、香林坊のバス停に着いたのが10時9分。そこからぶらぶらと写真を撮りながら歩いて約10分で到着しました。

*1:新幹線乗り継ぎ割引き。詳細は1月21日の日記を御覧下さい。

第27回 石川県 表具作品展

金沢21世紀美術館」の1F市民ギャラリーでは、石川県表具内装協同組合主催の「第27回 石川県 表具作品展」が開催されていました*1。今回の旅の目的の一つはこの展覧会を見ることです。
我々、兵庫県表具内装組合連合会の「表装美術展」と違い、石川県は4年に1回の開催らしく、かなり大規模な展覧会でした。作品も加賀表具の本場らしく、突飛な創作や造形表具の類は少なく、品の良い作品が揃っていました。また、うちの店が主に手掛けている京表具や、関東を中心に作られている江戸表具*2とは様式も若干違い、かなり勉強になりました。
あと、作品を四つの季節に分ける展示方法も勉強になりました。表具・表装作品は四季のある日本で育ってきたものですから、季節感があるのは当然で、それにあわせて分類するれば、隣に並ぶ作品との調和も取れますし、とても見やすい展示方法です。ただ、展示方法は良かったのですが、出品目録の順番と、作品を展示している順番が全く噛み合っていなかったので、それはマイナスだと感じました。でも、これは印刷原稿の締め切りの関係で仕方ないですね。
次回の開催は4年後の2010年(平成22年)かな?。次回も是非見に行きたいと思います。

*1:開催期間:2006年1月24日〜29日

*2:関東の経師屋さん(表具師さん)は本を書いている人もいらっしゃるので、書籍などで作り方が解説されているのは、主に江戸表具です。

兼六園と金沢城公園

雪も殆ど降っていないし、兼六園真弓坂口金沢21世紀美術館からも近いので、兼六園金沢城公園に写真を撮りに行きました。
その時に撮った写真は、いつものように Flickr にアップしているので、良かったら見て下さいね。

東京へ

小松空港連絡バス

旅程メモ2」では、「香林坊」バス停から市内経由便で小松空港に向かう予定でしたが、時間に余裕があったので、金沢駅まで向かい、14時発のスーパー特急(駅西合庁経由)で行くことにしました。
金沢駅東口バスターミナルに券売機があり、1,100円で切符を買い、6番乗場の列に並びました。
バスに乗るときに切符を渡すのかと思ったら、降りるときに運賃箱に入れるとのこと。別に切符を買わなくても乗れるようです。まあ、切符売り場の無い途中のバス停から乗る人もいるのだから、当たり前と言えば当たり前なのですが。
バスに乗ってる間に携帯からスマートeチェックイン。出発予定時刻も変更無かったので安心しました。車内は空席もそこそこあり、「北陸松任」を過ぎてもお隣が空席でしたから、空港到着までの約20分、少し眠ることにしました。

小松空港にて

空港に到着したのは14時40分。NH756便の出発まで55分あります。「ANA FESTA」でお土産を買って、これから乗る飛行機の写真を撮りに展望デッキに行くことにしました。
小松空港の展望デッキは、今時珍しく有料(50円)でした。かと言って、それに見合う施設かと言うとそんなことは無く、予想通りごくごく普通の展望デッキでした。(笑)
これから乗るNH756便に使用される機材はB767-381(JA8670)で「スーパーシートプレミアム」設置済みの機体です。だとすると新しい一般席になっているかも知れないのでちょっと楽しみです。
そんなこんなでウキウキしながら写真を撮っていたのですが、ちょっと変なことに気が付きました。第二エンジンのファンリバーサー(スラストリバーサー)が開いたままになっているのです。そのくせに整備士さんが一人も居らず、ぽつんと置かれた小さな工具入れも気になります。
でも、そろそろ保安検査場に行かねばならない時刻になったので、不安を抱えながら展望デッキを後にしました。

トラブルが!

保安検査場を通り、搭乗ゲート前の待合所から搭乗機を見ると、6人の整備士さんが先ほどの第二エンジンの周りに集まっていました。何をするのかと見ていたらおもむろにエンジンのカバーを開けたんです。
ありゃりゃ?と思っていたら30分ほど出発が遅れるとのアナウンスがあり掲示板に「おくれ Delayed」との表示が!
修理の様子を見ていると、とても30分では終わりそうにない感じ。あせっても仕方ないので、モスコ祭(謎)のメンバー(誰?)にメールで遅れる旨の連絡をし、ビールを飲みながら搭乗案内を待ちました。

全日空(NH/ANA) 756便

16時20分に漸く修理が終わり、まもなく優先搭乗が始まるとのアナウンスがありました。実際に搭乗が始まったのは25分くらい。既に定刻から50分ほど遅れています。
今日の座席は17A翼の付け根付近の窓側席です。この付近には窓無し席が多いので、思った通りの座席が予約できてラッキーだったのですが、シートは新シートに換装済みではなく、従来の普通席でした。
結局、隣に止まっていたJALの1278便よりも遅くなり、定刻から1時間遅れの16時35分、NH756便はスポットを離れました
離陸後、すぐに雲に入り、抜けると雲海に白山連峰が見えました。上空の天候は安定しており、東京国際空港(羽田空港)到着予定時刻は17時35分とのアナウンスがあり、さらにエンジンの整備(修理)は問題なく終了し、航行には全く問題が無いと重ねてアナウンスがありました*1
飛行コースは名古屋上空まで南下し、そこで東に進路を変え、大阪からの便と同じルートに乗るというもの。ですから、進行方向左側の窓席からは富士山が良く見えるのです。ただ、今日は霞んでいてあまり綺麗に見えませんでした
ところが、機窓はアプローチコースに入ってから一変しました。出発が遅れた分、羽田へのアプローチが日没時刻に掛かり、東京湾の向こうに夕暮れに浮かぶ富士山が浮かんでいたんです。
NH756便は木更津から東京湾に抜け真っ直ぐにRW34Rに向かい定刻から55分遅れ東京国際空港(羽田空港)ターミナル2北ピアの52番ゲートに到着しました。

ホテルへ

羽田到着が1時間近く遅れたので、予約していたリムジンバスには乗れませんでした。お金も払っているし、振替えてもらおうと思ってカウンターに行ったのですが、インターネットからの予約には対応できないので、係の人が来るまで待って下さいと言われました。
暫くしたら係の人が現れたので事情を説明しました。すると、後のバスに空きが有るのでそのまま予約時の「ケータイチケット(QRコード)」を乗り場でバーコードリーダーにかざして下さいと言われました。あまりの簡単な対応に拍子抜けしましたが、17時55分発の「T-CAT(箱崎)」行きに無事に乗れました。これで約20分の回復です。
バスは羽田空港第1ターミナルに寄り、JALグループのお客さんを乗せて首都高速に入りました。ところが暫く走ったところで事故の渋滞に巻き込まれたんです。
バスは渋滞を避ける為か首都高速を出たり入ったりしながら「T-CAT(箱崎)」に向かい、18時45分に到着しました羽田空港で回復した分の20分は、渋滞で綺麗に消費され、結局は予定より55分の遅れを維持したままです。(笑)
T-CATから、今夜のお宿の「パールホテル茅場町」までは無料送迎があるので、ホテルに電話をし、迎えに来てもらいました。無料送迎があると本当に便利ですね。一人だったらいつ辿り着けるかわからなかったけど、19時にチェックインできました。

*1:何度も強調されると、これは「つっこんでくれ」って合図だと思うのは関西人気質でしょうか?余計に心配になりました。(笑)

モスコ祭(謎)

やっとここまで来たよ。ここからがオフレポです。(笑)
ホテルから1次会の会場である六本木の「居酒屋 ひな一」までは約30分。チェックインの後、19時20分にホテルを出ました。
東京メトロ日比谷線茅場町駅に向かう途中、「日本橋水門」を発見!真っ暗で、ピントが合っているかも判らない状況でしたが、思わずカメラを向けました。でも、遊んでる暇はないので1枚だけ撮って急いで駅へ。すぐに中目黒行きの電車が来たので乗りました。
六本木駅には19時45分に着きました。1次会は18時にスタートしているので、そろそろ2時間でお開きになりそうだけど、幹事(誰?)には連絡をしているので、僕が着くまでは居てくれるだろうと走ってお店に向かいました。

1次会

お店に着いたのは19時50分を少し回ったあたり。到着後すぐにラストオーダーという時間でした。僕のために取り置きしてくれていた料理に感激しつつ、お腹がすいてたので、挨拶もせずにがっついてしまいました。初めましてさんも居たのにごめんなさい。
人心地ついてから改めてごあいさつ。本日のメンバーは、主催者(?)のジュンたん、幹事(?)の岩井さん、ブタすん、とぴあさん、真雪ちゃん、瑠璃さん、kinaさん、ナルカミさんの8人と、初めましてさんのminatsuさん、klmさん、yanchiさん、それに僕を合わせて総勢12人でした。(紹介のためのリンクは省略)
かなり遅刻したので1次会は30分くらいでお開きに。そこで気が付いたのですが、モスコミュールをピッチャーで頼んでるよ、この人達。さすが「モスコ祭(謎)」(笑)

2次会

2次会のお店は同じく六本木にある「六本木バール・デル・ソーレ(本店)」。1次会のお店からは歩いて10分弱でした。
ここで2次会から参加のhaltさん、yuzuhoさんと合流。さらに遅れてきたbtm組長、KeiArimaさん、初めましてのkotaroさんを加えて総勢17人になりました。テラス側の席を占領し、ここでもモスコミュールを注文しまくる面々。さすが「モスコ祭(謎)」(再掲)
終電に追われるように帰宅する面々を見送り、最終的に閉店まで残ったのは5人でした。

3次会

ジュンたん、岩井さん、ブタすんと僕のウワバミ4人組(何?)で3次会に行きました。ただ、僕はこの時点で体力の限界*1が来たようです。3次会のお店に入って、目の前に梅酒が出てきたところまでは覚えていたのですが、その梅酒を半分も飲まないうちに眠りこけてしまい、気付いた時はもうお開きの少し前。はっはっは……。orz
僕は寝ていて知らなかったのですが、ここでもモスコミュールを飲んだらしいです。さすが「モスコ祭(謎)」(再々掲)
3次会のお店を5時過ぎに出て、明け方の六本木からタクシーでホテルへ帰りました。いやはや本当に長い1日だったけど、めちゃめちゃ楽しかったよ。皆さん、また遊ぼうね!

*1:前日は3時間しか寝ていない上、朝5時に起きてトラブルだらけの移動を乗り越えて東京に来ましたから。(笑)