大阪空港跡地に副首都?

神戸新聞ニュース:総合/2005.03.25/大阪空港跡地に副首都提唱 議連立ち上げへ
今月一杯で B747-400(D)*1を除く3発・4発機の乗り入れが規制される大阪国際空港(伊丹空港)ですが、様々な規制*2を受けながらも、京阪神都市圏の国内線専用基幹空港として存続させる事が(今のところ)決まっています。ですから、確かに、地震やテロなどに備え、東京都心部に集中する国家中枢機能をバックアップする副首都の必要性は認めますが、大阪国際空港を廃止してその跡地に作るって言われても困るんですが……。
関西国際空港(関空)も間も無く開港する神戸空港も、人工島(埋立地)に作られた海上空港です。埋立地地震の揺れによる液状化の虞もあり、また大阪湾は南海地震による津波の影響を受ける事は明らかです。ですから陸上の空港である大阪国際空港は、喩え定期便が廃止になったとしても、関空・神戸のバックアップとして空港機能は維持するべきだと考えます。
でもね、4月6日に結成される予定の「危機管理都市推進議員連盟」には、自民党武部勤党幹事長、青木幹雄官房長官鴻池祥肇元防災担当相、民主党菅直人前代表、石井一副代表など、大物議員さんが発起人になってるし、嫌な流れだなぁ……。

*1:B747-400 の乗り入れも来年の3月まで

*2:YS-11 の代替ジェット枠の段階的削減や、長距離国内便の縮小など